自然エネルギーを（光、風、熱）を最大限に活用し、
家中をより快適・健康に過ごせる建築設計の考え方と設計手法
エアコンなど機械が作り出す暖かさや涼しさだけに頼るのではなく、
太陽の光、熱、風といった「自然エネルギー」を最大限に活用しながら、お家の性能を後押しし、
居心地のよさを作り出し、省エネ・快適・健康を叶えます。
パッシブデザインが担うこと
1. 日射遮蔽
夏の太陽熱を遮る為に、窓の外の庇（ひさし）やシェード、袖壁を設ける等の設計により、室内に熱を入れないようにします
2. 自然風利用
暖かい空気は上昇し、涼しい空気は下に溜まるという特性があります。この空気の特性を利用し、建物内に風の通り道をつくります
3. 昼光利用
昼間の日差しを取り入れ、照明をつけなくても太陽の日差しで十分な明るさを確保できるよう窓を配置します
4. 日射熱利用暖房
窓から日射熱を取り込めるよう窓の大きさ、窓の位置を考え、太陽光エネルギーを最大限に取り込めるようにします
5. 居室間室温の安定
居室間での温度差をなくし、一定の室温を保つよう間取りを計画します